El Capitanは、システムディレクトリの扱いが厳しくなっている。 SIP/rootless と言うらしい。 これが、 Homebrew のインストール先 /usr/local にも影響する。
通常のLinuxでは /usr/local というのは半分ユーザに開放されている様な物だけど、 /usr が SIP/rootless の管理範囲内なので、 /usr/local を作れないために、 Homebrewのインストールが出来なくなってしまう。
予め /usr/local がある場合には、El Capitanのインストーラが良きに図らってくれる。 ただ、その場合でも、 /usr/local の量が多いとインストールに時間がかかるらしい。
ちなみに、母艦ののMacBookProの /usr/local の使用量は、1.7GBもあった。 ほぼ同じ環境を作っているAirの方も大差ないはず。
クリーンインストールの場合、 /usr/local を作る方法が無いので困ったことになる。
対策方法は、 homebrew のGitHubに紹介されている。
El Capitan & Homebrew からの引用
This is how to fix Homebrew on El Capitan if you see permission issues:
If /usr/local exists already:
sudo chown $(whoami):admin /usr/local && sudo chown -R $(whoami):admin /usr/local If /usr/local does not exist:
Reboot into Recovery mode (Hold Cmd+R on boot) & access the Terminal. In that terminal run: csrutil disable Reboot back into OS X Open your Terminal application and execute: sudo mkdir /usr/local && sudo chflags norestricted /usr/local && sudo chown $(whoami):admin /usr/local && sudo chown -R $(whoami):admin /usr/local Reboot back into Recovery Mode & access the Terminal again. In that terminal execute: csrutil enable Reboot back into OS X & you’ll be able to write to /usr/local & install Homebrew.
リカバリーモードでなら (そして長ったらしいおまじないを使うと) /usr/local を作成できるとのこと。
都合4回リブートする必要があるけど、最初の一回だけなので我慢しよう。