月別アーカイブ: 2016年4月

ループイフダンの維持率の維持について

調子の良いときの利益率の高さに、ついつい調子に乗ってしまう
アイネット証券のループイフダン。

一部決済は出来るものの、新規発注を止めるには全決済しかないので、
裁量取引やトラリピの様な計画的なリスク管理が難しい。
アイネット証券が公開している「ループ・イフダン目安資金表」を元に、
USDJPY_B15_15の場合の、為替の変動幅と維持率の変化をまとめたのが下の表。

維持率10の列は円高に耐えらえる値幅が10円とした場合の維持率の変化の様子。
維持率20が20円、維持率30が30円の場合。
それぞれに必要な資金は 70万円、206万円、410万円。

維持率の変化をグラフにすると、こんな感じ。

dyerware.com


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維持率2000%くらいで安心してはいけない、という事が良く分かる。

トレンドが反転したと判断したら、
即座に停止&全決済するのがベスト。

遅れて損切りしても、
追証までの限界値幅を下げる効果はあまりない。
ドル円の年間の値幅を30円とするなら、
維持率は10000%(証拠金の100倍)くらいないと安心できない。

ただまぁ。
100倍の予算も持ってたら、FXなんてやらない気もするよね。

という話でした。

emacs helm find-fileの設定を整理

emacsとhelmののアップデートで、
find-fileの動きが大分変わってしまったので修正する。

|—————-+———————————————|
| 関数 | いろいろ |
|—————-+———————————————|
| find-file | 標準の補完リストがバッファになり |
| | 操作がacejumpみたくなった (acejumpの機能?) |
| helm-find-file | TAB補完の設定が効かなくなった |
| | その代り → を使え、と言うことらしい |
|—————-+———————————————|

両方をしばらく使ってみたけれど、
どちらも、find-fileとしては、おせっかい過ぎる感じがする。

滅多に使わないコマンドを探す様な場合はhelmは最高だけども、
find-fileする時は目的のファイル名が頭の中にある訳なので、
候補が大量に出てきても有難味が薄いのだ。

emacs標準機能に慣れるのも良いかと、しばらく素で使ってみたけれど、
helm-miniと補完操作が違うのは、やっぱり気持悪い
そうは言っても helm I/Fが便利だし、補完操作は揃えておきたい。

|—————-+———————————————|
| 関数 | 操作方法 |
|—————-+———————————————|
| find-file | 水平リスト, ace-jump的選択 |
| | TAB: 補完 (複数候補があると確定しない) |
| | C-BS: 直前の単語削除 |
| helm-find-file | helm I/F、垂直リスト、Action込み |
| | →: 補完 (複数候補があっても何か確定できる) |
| | C-l: 直前の単語削除 |
| | TAB: Actionの選択 |
| | C-j,C-z: 昔のTABの様な動作 (多分) |
|—————-+———————————————|

補完キーがカーソルになっているのは、 lynxスタイルというものらしい。

#+BEGIN_SRC lisp
(defcustom helm-ff-lynx-style-map t
“Use arrow keys to navigate with helm-find-files'.
You will have to restart Emacs or reeval
helm-find-files-map’
and `helm-read-file-map’ for this take effect.”
:group ‘helm-files
:type ‘boolean)
#+END_SRC

ただ、これを nil にしても、TABキーは元に戻らない。

昔のTAB相当の機能 helm-execute-persistent-action は
C-jとC-zに割り当てられている。

そもそもActionなんて使わないぜ!という男の中の男は。

#+BEGIN_SRC lisp
(define-key helm-map (kbd “TAB”) ‘helm-execute-persistent-action)
#+END_SRC

とすれば簡単で良い。

僕は女々しいので、今後はC-jとC-zを使うことにする。

find-filesとhelm-miniの動作がちょっと違うのが
もやっとするけど、慣れられそうな範囲だと思う。