2015年の9月末までの取引まとめ

中国株式から始まる世界株安をキッカケに始まった通貨不安。
リスクオフから円高になるかと思いきや、120円付近で持ち堪えている。

ここから底抜けするか、上抜けするか、全く予想できない。
こういう状況なので、ポジションを整理して、殆ど休場している。

その結果、USDJPYのループイフダン以外はヒドイ状態で、
大幅な損切りのために二年ぶりに月間赤字になった。

スワップとループイフダンの収入が本当に有り難い。

# 市況
## 米国
利上げはどうなる?で始まった9月。
米国内は順調に見えるが、完全に利上げのタイミングを失なってしまった格好。

ここで利上げしても、ドル高に動くか、失望売りになるか、
もう誰にも分からないのでは。。。

## EUの経済破綻問題
## ギリシャ
ユーロというかドイツが何とかするんだろう。という雰囲気。
ところが、そのドイツに大問題発生。

## ドイツ
ユーロの救世主だったはずのドイツ、フォルクスワーゲンに一大不正発覚。
排ガス規制を回避するボッシュ製エンジン制御プログラムが明るみになり、
対策費用は2兆円とも4兆円とも言われている。

VWのブランド失墜に加えて、同じボッシュ製プログラムを使っているメーカや
クリーンディーゼルを謳っているメーカへの影響も考えられる。

ドイツが沈んだら、ユーロはどうなるやら。という状況。

## トルコ
ISIS空爆と政治空白で泥沼化。
11月の再選挙が濃厚になり、かつ再選挙が良い方向に転ぶ見込みも少ない。

ここは買いのハズの歴史上の安値圏なのだが、反発しそうな切っ掛けが無いだけに、
リスクオフムードの方が強い。

## 中国
中国の官製相場は、この後どうなるのか?
バブルはどう収束するか?

中国株の下げは、バブル前水準まであと少し。
意外とソフトランディングだったとも言える。

が、一方で中国政府が半端で強引な対策を繰り返したため、
根本的な解決には見えず、本当に収束したのか市場は疑心暗鬼なまま。

## オセアニア
オセアニアとしては、通貨安を望んでいるんだろう。
金利もまだ下げて行くのだろう。

オージーは中国と共倒れしたがっている様にしか見えないし、
キューイはTPPで乳製品をゴリ押ししただけで、現実的な対策をしていない。

## 日本
直ぐに120円まで戻したものの、他国の状況が円高圧力になっているので、
そろそろ黒田サプライズがあっても良い頃合いかもなぁ。

市場参加者も同じ思いらしく、120円を下回ると直ぐに反発してくる。
かと言って、円安方向に上抜ける様子もない。

# 裁量取引の成果と課題
ポジションを整理して捻出した余力で、裁量取引きを増やす予定が、
円高ショックに対応に資金を使ってしまい、9月は完全に休場してしまった。

円の反発が明確になるまでは、休む予定。

# トラリピ/ループイフダン成果
トラリピは、円高に備えてポジションを何割か損切りしたため、
110万円の赤字になってしまった。

それでも、損切りを除けば17万円の利益を確保できたのは有り難い。

ループイフダンの方は、早めにポジション整理できたため、
月間では8万円の利益になった。

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# 今後のトラリピ/ループイフダンの課題
トラリピのスワップとループイフダンで、安定した利益が上ってくるのが助かる。

また、予定通り、ループイフダンの仕掛けを USDJPY_B15 と AUDJPY_B20 に絞った。
ほぼ安全圏の証拠金率なので、このまま放置する。
AUDJPY_B20 は何れ廃止するが、時期はしばらく様子を見て決める。

# 今後の計画
## ループイフダン
USDJPY_B15_15 を、当初の予定通り 127円を目処にS15に切り替える。
それまでは放置。

## トラリピ
損切りするタイミングが遅過ぎたため、身動きがとれなくなってしまった。
高値ポジションをあと少し整理して、安全圏を維持する。

## 裁量取引
TRYJPYのナンピンを継続。

この数ヶ月、トラリピに頼り過ぎていたのを反省し、
秋には裁量取引を復活させる。

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