2015年の7月末までの取引成果

2015年の7月の成果

今月の利益は55万円。
好調だった6月よりは下がったものの、目標は十分に達成できた。

6月より下った要因は、主に二つ。
– リピートイフダンの仕掛けの失敗
– 裁量取引を殆ど行なわなかったこと

特に中旬以降、値動きが少なかった割に利益が上ったのは、
市場が下落した時の仕掛け用の資金を半分投入したため。

危険水域までには余裕があるけれど、
予想以上にリスク管理がし辛くなってしまったのを反省している。

市況

米国の利上げを、今か今かと待っている間に、色んな事件が起った月

肝心の米国の経済指標は十分良いのに、
主にEUと中国の経済的危機やテロに抑えられて、
ドル高と円安が何度も押し下げられる展開だった。

でも結果的にはドル高が進んでいて、既にかなりのドル高水準。

ドル高はかなり折り込み済み状態なんじゃないか。
実際に利上げしたら、ドル円は寧ろ直ぐに反落するんじゃないか。

利上げが何回、どの位の期間で行なわれるかが問題で、
利上げフィーバー後のドル安に要警戒。

EUの経済破綻問題

ギリシャの経済破綻問題は、ユーロ脱退を回避して軟着陸したものの
債務返済の目処が立ったようには思えず、数年先送りしただけに見える。

調子が良いのはドイツだけ。
ギリシャの次にスペインとイタリアも控えていると考えれば、
ユーロ圏の問題は、長期化しそうな印象。

トルコは、選挙で市場予想外の結果になり、政治不在状態。
中央銀行の権限を抑え込んでいた大統領の権力は落ちたのは良い。
今は経済状況に問題はないけど、左翼の台頭が進んだら将来は危険。
おまけに、テロリストなどへの空爆を始めるなど、雲行きが怪しい。

中国の株バブル崩壊の始まり

中国のバブル崩壊が始まった実感が出てきた。
けれど社会国家だけに、不動産も株式市場も官製相場になっているし、
それ自体は日欧米と直接的は関係ない。
「中国はまだ大丈夫」的な報道が増えてきたので、寧ろもう逃げ時。

オセアニアの不調

対ドルで大幅下落。でも、そろそろ底値付近か。

中国に経済の関連が深いオーストラリアの方が低迷中。
資源国だけに、中長期的には持ち直すだろうけれど、
今のところ、具体的な施策や気配は見えず。

ニュージーランドが、主に乳製品価格の低下で低迷中。
経済自体が堅調なはずだけど、
このところ中央銀行が利下げを示唆していて、それを折り込んだ格好。

日本

アベノミクスはどこへやら、の7月。
5月の黒田総裁の(結果的に)円安牽制発言を、まだ引っ張っている。
株も不動産も、短期的には天井付近だろうし、買ってるのが中国人なので、
むしろオリンピック前に一度暴落しそうな雰囲気。
日銀的には良好なデフレ効果が出ているらしいが、
一般的な景気として実感できる程になはってない。

裁量取引の成果と課題

今後も裁量取引は自動売買のリスクヘッジとして行なう方針。

今月の利益は、およそ 8万円。

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トラリピ/ループイフダン成果

今月の利益は、およそ 47万円。

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ループイフダンの運用も4ヶ月目。

結果論としてトラリピよりも効率が良いことは確認したけれど、
リスク管理が細かくできないので、あまり原資を割けない。
結果、利益率はトラリピの方が良い、のが現状。

この事については、別記事で継続して検討する予定。

今後のトラリピ/ループイフダンの課題

これまで
NZD、AUD、TRY、USDの仕掛けが交互に働いてくれたので
安定した利益を上げ続けられたのだけれど、
徐々に、そういう恵まれた環境では無くなった来た様子。

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特に、主力のNZDJPYとAUDJPYが不調なので、
その分自然と仕掛けが増えてしまった。

結果、
スワップ収益の比率が多くなり
リピートの利益が減っている。

これならトラリピを使う意味はなく、
スワップの良い業者に乗り換えた方が良い。

何にせよ、
トラリピのNRZJPYポジションを減らしておいた方が良さそう。

それと、
USDJPYは本格的にループイフダンへ、
TRYJPYはスワップの良い口座へ、
トラリピのポジションを他所へ移動していく。

今後の計画

今年は、
当面は円安進行を見込んで、全てクロス円で取引していたけど、
来年はドル高の天井に備えてドルストレートを加えていきたいので、
その余裕資金を作っておきたい。

ループイフダン

USDJPYに集中。
124.5円くらいになったら、仕掛けの見直し。
B15の「重複有り」を止めて、S15で両建てで攻めてみる。

トラリピ

特にNRZJPYのポジションを減らして、
資金を今の8割くらいに減らしていく。
USDJPYとZARJPYは、含み損は消えたあたりで廃止する。

くりっく口座

トラリピのTRYJPYポジション量を減らして、
代りにこちらにTRYJPYをロングする。

裁量取引

今後も、
テクニカル的に十分自信がある時だけ取引を行なう。
リスクヘッジが主な用途。

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