2015年の8月末までの取引まとめ

# 2015年の8月の成果
とにかくひどい夏枯れ相場から一転、
というか溜ったエネルギーが円高方向に噴出した8月。

USDJPYのループイフダン以外はヒドイ状態で、
スワップでソコソコ助かっている。

アノマリー通り、盆の円高は今年も来た。と言うことか。

# 市況
## 米国
9月利上げで待ったなし、のはずが、
中国のサプライズの連続で抑え込まれそうな雰囲気が続いた8月。。

そんな中、盆開けのブラックマンデー発生で、
またしても利上げが遠退いた。

こうなると、利上げ観測後退で円高に振れるのか、
とりあえず好景気な米国に資産が移動してドル高か。

中長期の見通しが、やや円高に傾いたのは間違いない。
どっちにしても、ヒドイことになる気はしない。

## EUの経済破綻問題
## ギリシャ
大統領辞任などもあったが、たいしてニュースにならなくなった。
世の中ギリシャの我侭に付き合っている場合じゃない。
ユーロというかドイツが何とかするんだろう。という雰囲気。

## トルコ
ISIS空爆と政治空白で泥沼化。
11月に再選挙が濃厚になり、下げる一方。

ここは買い、のハズなのだが、リスクオフムードの方が強い。
いずれ上げるのは間違いないが、もう一回くらいは下げるだろうか。

## 中国
バブルはどう収束するか? と言われながら始まった8月。

8月11日に突然、中国政府が人民元の為替レートを対ドルで2%切り下げた。
輸出で儲けようという腹なんだろうけど、
中国はもう待ったなし、なんだ、というネガティブイメージしかない。

翌12日に、天津で大爆発。(他にも数件爆発)
中国政府の発表に比べ、映像からはシャレにならない規模に見える。
街が吹き飛んで、世界第3位の貿易港が機能停止。国内テロとの噂も。

更に8月24〜25日には、中国・上海発の世界同時株安。(というか中国発株安)
翌日には、中国が金利引下げの金融緩和策を提示した。
今更感はあるけど、これは評価されるだろう。

中国株の下げは、バブル前水準まであと少し。
以外とソフトランディングだった、とも言える。

ブラックマンデーやリーマンショック並の騒動だった割に、
影響は少なかった様で、25日にはかなり戻している。

波を残しつつ収束しそうな雰囲気。

## オセアニア
8月上旬、オージーは下げ止まり。
キューイはTPPで波紋。乳製品の価格下落が止まらない。
そこへ人民元切り下げで、背後から追い討ちをかけられた格好。

中国と共に沈む気でないなら、何か手を打つ頃だと思うけども、
何も対策らしき発表が聞こえて来ない。
オセアニアとしては、通貨安を望んでいるんだろう。
金利もまだ下げて行くのだろう。

## 日本
8月に入って、円安牽制が始まった。124円位が心地良いのだろう。
そんな雰囲気の盆空けに、一時116ドル円の円高。

直ぐに120円まで戻したものの、他国の状況が円高圧力になっているので、
そろそろ黒田サプライズがあっても良い頃合いかもなぁ。

# 裁量取引の成果と課題
上旬は動きが無く、中旬は乱高下が酷かっかので、裁量取引は一旦停止中。

7月までの利益の1/4位を使ってポジションを整理したので、
今月は大幅な赤字。損切りには妙な快感がある事を知った。

# トラリピ/ループイフダン成果
# 今後のトラリピ/ループイフダンの課題
トラリピは下抜けてしまったのだが、
ポジションが膨れ過ぎなので追従はしない。
当分はスワップだけで我慢する。

その代りに、
ループイフダンが良い仕事をしてくれている。

dyerware.com



dyerware.com


dyerware.com



dyerware.com


見て確認できる通り、8月のトラリピは本当に動いていない。
下旬はレンジ離れだけど、上旬は市場が動いていなかったため。

対してループイフダンの方は、特に盆明けの行って来いで良い仕事をしてくれた。

トラリピのスワップとループイフダンで、安定した利益が上ってくるのは助かる。

# 今後の計画
## ループイフダン
高値ポジションを損切りしつつ市場に追従し、
USDJPY_B15_15 一本に整理する。

ループイフダンは儲かるのだが、リスク管理が難しいので、
比率を下げていく。

## トラリピ
下抜けした状況を回復するため、高値ポジションを少しづつ整理する。
特に、増え過ぎてしまった NZDJPY を削減し、TRYJPY に回す。
その後、またしばらく放置。

## 裁量取引
TRYJPYのナンピン&短期利食い継続。

この数ヶ月、トラリピに頼り過ぎていたので、
秋には裁量取引を復活させる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です